トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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なゆたが退院、帰島いたしました~


平成25年6月7日(金)の便で「なゆた」が2年ぶりに島に戻りました。


長い入院生活になってしまいましたが、立派に成長して帰ってきてくれました。


帰島から数日は雨天が続きましたが、幸い新しい環境にも慣れつつあります。





これまでの皆さまの応援に感謝申し上げます。


また、2年という長い間親身になって治療にあたって下さった鹿児島大学農学部軽種馬診療センターの

教授とスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。






2011年1月、冷たい嵐が過ぎ去り、翌朝牧場を見回っていた時、牧地の奥でじっと立つ彼を

見つけました。

雨にぬれ、みると足に怪我を。それが試練の始まりでした。


骨折が確認されたので、鹿児島大学の動物病院に受入れを依頼し

治療を引き受けて下さることになり、まだ1歳にもならない彼を送り出しました。

若いので骨の細胞の代謝も早く、きっとすぐに治って帰ってきてくれることを祈りました。






しかし実際には、治療はそのようには進みませんでした。


開放型の骨折であったため、複雑な多種類の菌が骨に感染していました。


投薬治療が行われましたが、薬の種類・有効性・投与方法が限られ、


望んだような進捗は得られませんでした。




外傷の治癒も進まない状態が続き、何度も手術が行われました。



先生もスタッフの皆さんも諦めずに、怪我の状態を見て治療にあたって下さいました。





その間、なゆた本人も頑張りました。夏の暑い日も冬の寒い日も患畜舎で過ごしました。


骨移植手術後、骨組織がゆっくりとですが動きだしました。


その後骨を固定していたインプラントが外され、骨・外傷共に治癒の様子を見せ、


今はしっかりと患肢を地面について体重をのせて歩いています。





しかし、ここまでの過程は彼の成長著しい時期にあたっており、


四肢のバランスを崩した身体は全身に歪みを生じさせてしまいました。


まだ今は健常な馬のような動作には及びません。




今後は適度な運動で筋肉を発達させると 共に、骨組織が新しく生まれ替わる1年という期間を目途に


療養を続けます。


通年放牧という厳しい環境で健常な馬たちと生活してゆけるようになることが目標です。


今現在はトカラ馬の群れとは離れた牧地にいます。


新しい環境に慣れ、心安らかな生活を送れるよう努めています。

同居のミサキウマ「かんた」くんともとても仲良しです。




今月下旬には鹿児島大学から先生が往診に来てくださいます。

この良い機会に、トカラ馬たちも診てもらえることになっています。




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  1. 2013/08/09(金) 17:46:03|
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うわああ~

こんなに暖かいメッセージを皆さんから頂けるなんて・・・。

ありがとうございます。

ほんとうに

ありがとうございます。



「ひと」の世界にいる限り、

「壁」はたぶんどこにでもあって、

だからこの先自分が壁につぶされることがもしあっても、

毎日健康を祈る22頭のこの子たちには

迷惑をかけまいと

思っています。



本当に、皆様、

ありがとうございます!!

  1. 2013/08/09(金) 17:34:50|
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  1. 2013/08/07(水) 22:28:46|
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  1. 2013/07/05(金) 11:42:36|
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  1. 2013/06/02(日) 08:54:35|
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