トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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暑い日が続きます。今年は残暑が長く秋が短いのではないかと予想されていますね。
島も昼間は蒸し暑く馬たちも汗だくです。
旧暦のお盆をむかえ、昨日は悪石島でボゼが出たようですよ。
イセエビ漁も解禁となり、島の人たちはうれしそうに海に出かけていっています。

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夏休みももう少しですね。
毎日が夏休みのようなうちの子たちは暑さに負けずはしゃいだりねむったりしています。
体力が付いてきた「なゆた」の遊び相手は一つ上のおにいちゃん・あすま。
首にカプっとかみついたまま離れずじゃれついています。
こはる姉ちゃんも遊んでくれます。
親がもくもく草をはむ傍らでこの3頭がドタバタしているのを見ると人間界も馬界もそんなに変わらないな
と思うのです。
一方、なゆたと同じ年の「つばき」ですが、すぐ上のお姉さんたちは2歳離れているのでさほどぎゃあぎゃあとは遊んでくれません。
子馬にしては大きめのつばきは一見大人っぽく見えますが、本人としてはきっと跳ねまわって友達と遊びたいのだと思います。

そんな「なゆ」も「つば」も母馬からだんだん自立して自分で色々行動しています。成長とは力強いものです。

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最近日本の若者がおとなしいのではないのかという話題を耳にします。
中国や韓国など他の国の若者に比べて向上心というか野望がないなと。
それを表す数値に海外留学の件数がここ最近伸び悩んできていることが紹介され、社会的に成功したいという
将来像よりも個人の時間を大切にできるような生き方を望んでいるのではないかということのようです。
でも今の若者を情けないと言えるでしょうか。

もうずいぶん前から日本の社会はあまりにキツキツで人間らしい生き方ができなうかのような風に言われてきませんでしたか。
急ぎすぎないで少し足を止めて道草でもしてみませんかと。耳触りのいい“一休みの勧め”を方々から聞くことが多くなってきました。

探し物は何ですか~見つけにくいものですか~それより僕と踊りませんか~

経済成長を成し遂げて一億総中流社会になって、でも資本主義の歯車はどんどん速く回るようになって、グローバル化の波は止まらなくて、
どんどん商品や情報を作り続けて消費し続けて競争し続けなければ生き残れない社会になりつつあります。
もちろん現代社会に生きられることに感謝の気持ちはあります。
奴隷として売られることもなく生贄にされることもなく、もちろんいやな事件に巻き込まれる危険はあるものの、一応人権が保障され
私みたいな半人前でも生きてゆくことができます。
現代社会の恩恵を受けながらも、現代社会は何かおかしい、この歪みは何だろうと思う。日本人は劣化しているとも言われますが本当にそうなのか、宇宙工学やロボット工学や医療に情熱を燃やす若者のことなどを聞くと日本って日本人って本当はどんな国なんだろうと思います。

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↑諏訪之瀬島遠景

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  1. 2010/08/26(木) 16:06:29|
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コンクリートジャングルの皆さん、熱帯夜が続いているのではないでしょうか。
島も昼間は暑いですが、夜は森と海とでちゃんと気温が下がりますよ。
高尾はクーラーいらずですよ~。

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(月は掛けているのですが、写真が少しぶれているので満月のようななっちゃいました)
月明かりに輝くトカラの海

みんなのウンチがちゃんと出ることがうれしくて、ちょうどそんなシーンに出くわすとすかさずボロをチェックし、「ナイスウンチ」とか「うむむ、ちょっとやわらかい…でも量はナイスウンチ」などと声かけをしているのですが、何を隠そう当の本人(わたくし)が便秘気味。本末転倒。
今日も太陽大活躍・暑い一日でした。馬たちも汗だくです~。
水飲み場の水も直射日光でお湯と化します。
夕方日が陰ると涼しくなるのでみんなホっとしているんではないでしょうか。
うちのカンタも木陰においでおいでするとしばらくそこでじっとして、呼吸を整えていますよ。
もともと正常な馬の呼吸は無音に近いので汗のかけない犬のようには、ハァハァしません。
それでも体温が上がると鼻を広げて呼吸が荒くなります。馬は口で息ができないので。

でもトカラ馬たちはけなげに夏を耐えています。黒暗色の毛を触ってみるとカンカンです。
炎天下黒い髪の毛の人が頭を触るのと同じです。
馬という動物は寒さよりも暑さには弱いと言われますが、北方系の種類に比べたらトカラ馬は強いのかも知れません。
さあ、残暑、乗り切るぞ。
ところで、台風、少ないですよね?


  1. 2010/08/16(月) 20:50:49|
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巷はお盆休みに入りました。渋滞情報などを聞くと、大変だなと思います。
島は静かです。休みを利用した観光客の方々もあまりいないようです。
島の人も居たり居なかったりで、どうやらお墓を内地に移したご家庭は島外に、まだ島に残しているご家庭は島に居られるみたいです。
もうだいぶお墓は島から引き上げられていて、それはすなわち島の後継者がいないということを意味しています。
まあでもそれはここだけに限った事ではありませんで、近年の家族の多様化に伴って無縁になるお墓が各地で多くなっていると報じられていますよね。最終的には集合墓地に合祀されるそうで、後を継ぐ者がいないからと初めからタワー型のお墓に入る人も増えているようです。
鹿児島県は仏花の消費量が日本トップクラスというくらい先祖を大切にするお国柄で、みんな御盆行事は大切にしています。かく言う私は母方の先祖のお墓が鹿児島県の輝北町にあるのですが、島を留守にするタイミングがなかなか来ない感じで、遠くからお参りします。

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馬を信じろというアドバイス、なかなか治ってくれないじゅくじゅくしたグレの傷、この2つの間でもんもんとした日々を送っています。
簡単に抗生物質を皮下注できたら、私の心も晴れるのに。
免疫免疫免疫・・・健康な体に宿る免疫を信じて祈っている毎日です。


先日第二次世界大戦を取り扱ったTV番組をほんの数分垣間見たのですが、その中で戦争体験者のコメントを聞いた若いタレントさんが「体験された当事者でしかわからないことですね」と感想を述べていました。それに対しメインになるタレントさんが「それは一見配慮したものの言い方のように聞こえるけれど、突き放して見ている感じにも聞こえる」と言っていました。まだ現代でも世界各地で紛争・戦争が起こっているのに、そんな物の見方で本当にいいのかと。
するとまた別のタレントさんが、「そうは言っても体験したことのない物事には共感しにくい」という意見「隣町で起こった事件ですら他人事に感じるのに、遠く世界の紛争を共感できない」というようなことを言っていました。

他人の経験を共感するというのはどんな意味を持つのでしょうか。
考えてみたのが出産です。
今はよく旦那さんが妊婦さんと分娩室に一緒に入って出産に立ち会うということも珍しくなくなってきていますよね。傍らで見守っている旦那さんが頑張っている妊婦さんとシンクロして、人にもよりますが旦那さんがテンパって卒倒してしまうというケースもあるといいます。
苦しんでいる伴侶を見守るという実際の体験はありますが、それにしても実際に痛みを経験していなくてもそれを共感することができる。
それはきっと共感すべき相手が他人ではなく、愛する人が自分の分身をこの世に誕生させてくれる瞬間だからだと思います。

物事を自分の身に置き換えてみたらすぐに共感ができるかというと、それは想像力の度合いによって雲泥の差になります。
でも体験者が自分の好きな人なら、その想像力はすごく大きくなるとおもいます。

第二次世界大戦のおぞましい現実は平和に浸かりきっている私には耐えられないです。人間の中にも国の中にも正義がいくつもいくつも存在したことも、複雑すぎます。
いま私たちにできることは時代が動いてしまった要因を考えることだと思います。
もし今、日本という国があの当時のように外圧を受け、今の社会が成り立たないほどのプレッシャー受けたら、それを考えることはできます。

遠くの世界で起こっている苦しみに共感できるか?
それは一人一人がどれだけこの世を愛しているのかにかかってくるのでしょう。
私は愛せているだろうか~この世界を。嫌なことも苦しいことも楽しいこともうれしいこともせつないことも目をそむけたくなるようなこともずっと見ていたいものがあるこの世界を。


  1. 2010/08/14(土) 10:14:57|
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台風4号、着々進行中です。
今日出しのフェリーとしまは翌日に出航が延期されました。
中之島は強風域に少しかかるみたいですが、島の人はそれほど心配していないようなので、大丈夫でしょう。
この時季にしては台風の発生が少ないですね、今頃4号なんて。
つばきとなゆたにははじめての台風、でも普段から風の強い高尾牧場に暮らしているので、少々の風はへっちゃらです。
先日村のお世話で牧場前面の側溝を掃除してもらいました。
ついでに脇道の片づけまでしてもらいました。
重機まで出て、本当にきれいになりました!どこの牧場?と目を張るくらい。こんなに道幅って広かったのね・・・。
作業してくださった皆々様、ありがとうございます~。


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追記
NPOの筆頭理事がトカラ馬飼育について窓口一元化についてNPO内で話し合ってもいいと言って下さいました。
あとは県・役場(教育委員会)・NPO(現場飼育担当者含む)の話し合いの場を実現させて、現状の相互認識を深めたいです。


  1. 2010/08/09(月) 15:45:01|
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今日トカラ馬牧場を含めた施設を管理しているNPOの、管理主任の方とお話し、意見の対立がありました。けして争いではありません。どちらもこの場をより良くして行こうという意欲あっての意見相違ですから(スタンスが違うためです)。
施設管理者さんは今度設置する倉庫の下に竹が生えないように除草剤を撒きたい、ということでした。私はその倉庫は馬の餌を保管するものだし、牧場周辺なので薬は撒かないでほしいと申し入れました。施設管理者さんは薬剤に詳しい先生からも馬に影響は無い種類のものだと言われているし、管理の省力化は大切なことだとおっしゃいました。
私としては1つの薬剤がクリアできても、複合的な事故も考えられるし極力リスクのあることは避けたいと言ったのですが、話は平行線になりました。
牧場管理は大切だけれど、馬あっての牧場なのではという私の意見には、人間側の組織があってのトカラ馬だと言う意見もあるでしょうと言われました。
施設管理責任者の言うとおり、薬剤散布はすることになると思います。
意見の食い違いはあると思います。
優先順位がそれぞれの立場で違うからです。
でも、話し合う機会が無ければお互いの溝は埋まりません。
鹿児島の執行部とも話し合いたいと思うのですが。
話し合い自体が必要なのかも、そもそも意見相違がありそうですが、それは今後ねばっていきます。

私の馬への情熱が「暴走」と捉えられてしまうことがあります。
でも、中之島の施設管理者(NPO職員)さんは馬に関しては私に一任してくれています。数名いるNPOの理事さんの一人で中之島在住の方も同様です。
それはきっと、私の日々の奮闘を見る機会があり、実感してくださり、認めてくださっているからだと思います。馬たちにはあなたが必要とまで言ってくださったりします。ありがたいことです。
鹿児島にある執行部の方々もそう思ってくださるよう、がんばります。
私もNPOに管理されている立場では現状を伝えることができません。
馬に関しては現場を知る飼育者が窓口になるよう一元化をぜひ実現したいです。



  1. 2010/08/04(水) 21:23:39|
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カンタが2か月前足を捻挫し、その後順調に回復していたのですが、完治まではなかなか至らず、またびっこをひくことがあるのです。
昨日は蹄冠に熱があるのを確認し、びっくりして蹄葉炎のような病気まで疑ってしまいました。
みかねた馬師匠が、異変に気付くことは大切なことだけれども、ニワトリみたいにせかせかと一喜一憂しないで、馬時間で物事をとらえなさいと言ってくださいました。
どうも私は馬の病気・怪我に神経質な部分があって、これにはちゃんと理由があるのです。
一つはラッキーです。
触ることのできなかったラッキーは、小さな怪我を負っても治療させてくれませんでした。傷はどんどん広がり、気がつくと手がつけられない感染症にかかっていました。最期のときの彼の事、私は一生忘れません。
どんな小さな傷からでも死にいたるという恐怖感が心に沁みついて離れません。
それともう一つの理由は、獣医がいない離島、私しか気が付いてやれないからです。
どんなに小さな傷も見つけてやりたいという思いがあるのも事実です。
ただそれなのに、満足に治療はしてやれない、ジレンマ。

馬に怪我は付き物で、特に放牧の個体はなおさらです。
でもそれは人間が極度に負担をかけない限り馬が負っても本来差支えない程度だといいます。
馬を信じなさい、ということです。そんなに弱くない。
経済動物として人為的環境で飼育されている個体と比べたら、発病のリスクは少ないと言っていいそうです。
うまじかん、ですね。

昨日の夕方、涼しい風が牧場を吹きわたっていました
真夏の太陽も夕日になると優しく、
緑の草原に腰をおろしました
馬たちが草を食み
時折寝転んだ私に鼻を寄せてきます
こんな幸せな空間がこんな小島にあること
独り占めがもったいないです(^-^)





  1. 2010/08/04(水) 16:22:11|
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早いものですね、あっという間にもう8月です。
去年は日食のイベントで島に出入りする人の数が多くにぎやかな感じでしたが、今年は夏休みに入って島の外に出かける人が多く、静かな雰囲気です。


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  1. 2010/08/01(日) 13:33:46|
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