トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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つばきちゃん
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頭をかじるひな
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坊のおおあくび

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平和。
日曜は全国的にまた寒波が大暴れだそうで…嵐の前の静けさ


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  1. 2011/01/27(木) 18:10:33|
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今年はどこも厳冬ですが、中之島も寒い日が続いています。
太陽さえ出てくれれば百人力なのですが、その存在をうっかり忘れてしまうほど最近お目にかかっていません。
昨年末から今まで、私の体感天気では雨の降らなかった日は1日もありません。
とにかく1日数時間は必ず地面が湿っています。例年冬場は荒れた天候も多いのですが、ここまで「水の地球(ほし)」を強調されるとビタミン不足で元気がなくなります。“寒気の吹き出しに伴う雲”というやつがベルトコンベアで次々と上空に流れ込むわけです。宮崎県は関東と同じく吹き出された雲をブロックするように高い山脈がすぐ脇にあり、西高東低の冬型気圧配置では典型的な晴れの特異地です。そんな土地から来た私の馬・御崎馬の「カンタ」は初めての島の冬にびっくりしているのではないでしょうか。毎日毎日濡れています。トカラ馬たちも冬枯れの放牧地で頑張っています。給餌するヘイキューブをおいしそうに食べる姿はかわいすぎます。
「過ぎたるはおよばざるがごとし」といいますが、かわいすぎるのはどーなのよ。
2月になれば気温も上がるという気象予報士の言う長期予報が当たることを期待してこの寒波を乗り切るしか、私に術はありません。
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この天気と関係があるのか、今年、島のタンカンは鳥害で大打撃を受けています。ほとんど収穫できない木も多いみたいです。ヒヨドリやカラスがその主な犯人で、ミカンだけでなく多くの家庭菜園で冬野菜、キャベツやブロッコリーもほじくって台無しにしてしまっているそうです。
冬の収穫の楽しみがなくなってしまってがっかりしている人も多いです。


  1. 2011/01/24(月) 19:57:17|
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皆様にご報告せねばならないことがあります。
悪夢のような出来事が起こってしまいました。
昨年4月生まれのオス馬「なゆた」が怪我をしてしまいました。骨折です。
1月15日の出来事でした。
午前10時に牧場の作業を終え帰るときには異常はありませんでした。
再び午後4時に牧場を訪れると、いつも近づいて来てくれるなゆたが群れから離れたところで立ちすくんでいました。
急いで見にゆくと左の後ろ足から出血、その足のつき方ですぐに骨折が疑われました。
当日は今季最大の寒波が中之島を襲っており、低温とともに雨(あられ)と風が吹きつける悪天候でした。
全く歩く様子はなく、下草を食べる様子もありませんでした。しかし大好物のヘイキューブを与えるとよく食べ、食欲はあるようでした。吹きつける風を少しでも防ぐため松の木の影に移動させました。
その晩は移動せず座り込むこともなく、その場に立ち続けていました。
その様子は激痛に必死に耐えているというよりは、この状態が過ぎ去ってくれるのをじっと待っているようでした。
骨折箇所は膝のすぐ下です。原因は不明です。
生後ずっと同じ牧場で放牧されており、今まで怪我らしい怪我はなかったので、こんなことになるなんて想像もしていませんでした。
外傷があること、両前足の膝に土が付着していたことを考えると、何かしらのアクシデントがあったと想像します。

天然記念物であるトカラ馬がこのような怪我をしてしまい、この場をお借りしまして飼育係としてお詫び申し上げます。
村民の皆様や県民の皆様や日本在来馬として広く国民の皆様からお預かりしている大切な子だと認識しています。
申し訳ありませんでした。

翌16日、添え木をして骨折箇所を固定。するとしだいに3本の足をうまく使って歩くようになりました。
草も食むようになりました。
その後近くの小屋をお借りし入れたのですが、ふかふかに敷いた寝ワラに座って休めるようにもなりました。
幸い多くの方々のご助力で、治療のため鹿児島大学の動物病院に受け入れてもらえることになりました。
鹿児島は競走馬の越冬地として知られており、鹿児島大学は馬の治療も積極的に行っていて最近最新の設備が設置されています。
専門の施設で専門家に診てもらえるということで、胸をなでおろしています。
この件ではNPO・村教育委員会・トカラ馬保存会・鹿児島大学と多くの人にお世話になりました。
ありがとうございました。
その後の経過ですが、1月19日の上り便で鹿児島に行き、翌20日に鹿児島大学付属病院に入院しました。
当日はレントゲン等の検査、外傷の手当て、骨の固定の仮手術が行われました。
傷の回復を待って再度本手術が行われるそうです。


早くて全治2か月ということでした。

「なゆた」は放牧場からひとり離れた小屋に移されたり、輸送用のトラックやコンテナに乗せられたり、フェリーに揺られたり、怪我に加えて今まで体験したことのないことばかりでストレスや体への負担を心配しましたが、本人は穏やかで食欲もあり、ボロの量も形も正常で本当に助かりました。

一日も早くなゆたの状態が良くなるよう、毎日祈っています。


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  1. 2011/01/22(土) 19:07:41|
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寒さ本番、年末年始のあの寒気よりももっとすごいのがこの週末来るという予報・・・。コワいですね。
あんまり荒れませんように!
正月の中之島には太陽はないのかと思っていましたが、今日ほんの少し姿を見せてくれました。
でもすぐいなくなりました。全国的な天候不順だとは思いますが、太陽の光という栄養を得られないままでは寒さに耐え頑張っている牧草には酷です。どんどん緑を失ってゆく感じです。
そんな中でも馬たちは常緑の竹の葉を食べたり、茶色くなったマカヤやカーペットグラスを一生懸命食んでいます。今のところおかげ様で健康です。

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馬牧場のある高尾地区では今、農産物生産組合が発足準備段階で、農地の開墾作業が活発に行われています。
この辺りは昭和の入植時代に広く開墾された土地でしたが、現在その多くは生産者の高齢化や離島者が多くなり放置されていました。今回生産組合を立ち上げるにあたって組合員の土地や村有地を中心に活用し、補助金でビニールハウスも建つようですので、今まで島になかった生産品が生まれるかもしれません。
また聞きですが、ひとまずサトイモやサツマイモなどを作ることを考えているそうです。
サツマイモは十島村は害虫がおり、生のままでは本土に持ち出せないので、加工品として販売する構想があるようです。
この事業は民間会社と十島村が協力して進める事業ですが、このほかにも国からの補助金などで新規入植者を応援するものもあり、産業衰退・人口減少に歯止めをかけようとするチャレンジが次々はじめられています。人口600人ほどの小さな自治体ですので、これ以上の人口減少は村の存続にかかる問題なのです。
過疎化に悩む他の地域でもいろんな取り組みがされていますが、その中でも成功した地域では何か特効薬があって活気が戻ったというわけではなく、一つの成功例が次の成功例を生むといった連鎖がうまくいった秘訣のようです。

ただ十島村の場合、人口を増やす手立てで一番てっとり早くいいのは、現在鹿児島市民である村役場の職員さんと家族を十島村民にすることだとは思うのですが、それは絶対無理みたいです。


  1. 2011/01/13(木) 22:31:59|
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正月太りも甚だしい今日この頃、皆様いかがお過ごしですか。
本日一日中雨。年始早々グチりたくないのですが、去年からそうで、私の休日はほとんど天気がよくありません。あと、他の地域の雲がとれてもここ周辺は雲が残るということもよくあります。
なんだかこぼれた油を濡れ布巾でぬぐった時のように、べったりと雲が島の上空にこびりついている感じがします。
今日は大晦日・元旦ほど気温は下がっていませんが、なにしろずーっと降り続くので、なーんにもできないし、地面はぐちゃぐちゃだし。
ちょっと馬が踏みしめるだけでせっかくのカーペットグラスがめくれてゆきます。
ああ、乾燥している冬が恋しい。
それでも昨日は午後に久しぶりに晴れ間がありました。太陽が温かく、うれしかったです。
馬たちもほっとしたように羽を伸ばして過ごしていました。
こんな瞬間ばっかりだったらいいのに。

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東京の家族に新年の挨拶を電話でしたとき、ブログを読んでくれている父が「去年はもめることなく穏やか1年だったみたいだね」と言ってくれました。ブログをはじめた当初は告発のような文章がメインだったので、今は自分が飼育員にさせてもらえて、非力ながらも少しずつ変えられていることが何よりだと思っています。
馬のことはこれからまだまだやること・改善することが山のようにありますが、一歩一歩進んでいきたいと思います。


  1. 2011/01/03(月) 19:50:38|
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2011年 明けましておめでとうございます
本年も中之島のトカラ馬とこのブログともども、どうぞよろしくお願いします。

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年明け早々なんですが、今日の天気はまぁー、めちゃめちゃでした。時折もったいぶったように顔を出す太陽、それ以外は何度も何度も襲ってくる雨雲。繰り返し繰り返しみぞれやあられを強く降らせてゆきました。なんか、これにはどこかに犯人がいて、普段やらない突拍子もない良いことをやらかしたんじゃないでしょうか、「オマエ、そんなことしたら雪降るぞ」って・・・。
せっかく大掃除で拭いた窓もこの雨で意味なしです(涙)

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午前中は年賀状配達でした。天候が悪くなる合間をかいくぐって何とか無事配り終えました。でも最終のフェリーが28日だったので年内(昨年中)到着分より、それ以降に到着して次のフェリーで来る分の方が仕分けが大変です。
明日は郵便局の窓口勤務です。正月休みは3日の日にもらいます。
島は今日正月を祝う式典がコミュニティーセンターであり、明日は船を持っている人たちの船祝いがあります。
私は島の人から一人正月だね、と言われたので、一人と一匹と一頭と17頭正月ですと答えました。
こんな寒空の中、馬たちはがんばってます!涙が出る~。はやく止め!雨!風!
朝方は少し寒さで震えのある子もいました。でも、今現在17頭、怪我なく病気無く、五体満足。
暦のない馬たちですが、お年玉のつもりでいつもより多めのヘイキューブ。
今年も健康で楽しく過ごそうね。

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↑珍しく薄化粧の御岳様
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↑降ったりやんだり、高尾名物「虹」見えます?


↓今年はお屠蘇代わりにこれを。
なんだかいろいろ入っていて、似たような味がしますよ。
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  1. 2011/01/01(土) 18:59:57|
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