トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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春が近づいてきました。
島の人はシイタケの菌打ちをし、ツワブキを送る季節です。
明日から3月、早いものです。
ここ2日は暖かく、ヒートテックでは汗をかくほどでした。
でも三寒四温、これからちょっと気温が下がるという予報です。
それが過ぎたらきっと島は春本番を迎えることでしょう。
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高尾牧場はここ最近2月3月に出産がありましたが、今年はないみたいです。
あずきが妊娠しているかな?という感じですが、もし赤ちゃんがいたら
暖かくなってからでいいよ、出産は。
去年の春は雨が多く、本当に困りました。
今年は晴天の多い朗らかな春になってほしいと思います。

カンタの脱走癖と格闘。
道路をロープで引いて歩いている最中、あるポイントで逃げ癖がついてしまったのです。
「ここで走り出したらロープを離してもらえる」と思い込み始めているやや危ない状態です。
処置として杭を打って逃げだしたらロープを引っ掛けられるようにしてみました。
人間が引いているときには逃げられないんだぞということを教えるためです。
引き綱も短いと間に合わないので、長いものに替えました。
でも今日はいつもと違うところにバイクを置いたのでそれを見て警戒したのか、素直にポイントを
通り過ぎてくれました。
カンタはイケイケドンドンという性格の子ではないので、注意をちゃんとしてやれば聞いてくれると思います。

カンタ先生に実地訓練を受けさせてもらっているようなものです。



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  1. 2011/02/28(月) 19:44:52|
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19日から23日まで島を留守にしていました。
目的は年に1回の帰省とお墓参り、そして「なゆた」のお見舞いです。
前述したようにフェリーの不具合でまる1日お休みが減ってしまったので、計画が変わってバタバタでした。
前々から購入していた飛行機のチケットの変更とかホテルのキャンセル・予約し直しとか出発前に手間がかかりました。
座席数を抑えてある格安航空チケットなど、航空会社との間に業者さんが入ってしまうチケットの購入方法では予約してあった便の変更は難しいですが、正規の方法で直接航空会社から購入したチケットは公の交通機関が運休した場合無料で変更してくれます。
島に住んでいるとこんな心配はしょっちゅうなので、チケットはちゃんとした料金で買うことにしています。(もちろん正規の割引を利用します)。ちなみに予約変更には運休証明書が必要。

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東京は相変わらずでした。
相変わらず新しい建物が建ち、相変わらず人が多い。
ついでだったので迎えに来てくれた家族と共に羽田空港の新名所、国際ターミナルも見てきました。
日曜日だったのでわんさか人がいました。
3月が近いのでお雛様が飾ってありました。
お土産物売り場は日本らしさをイメージしたつくりになっていましたが、
お客のほとんどは私たちのような見物客のようで、外国のお客さんはあまり見かけませんでした。

↓スカイツリーも見てきました。でかかった~。
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久々に家族と会えて笑顔を見られてよかったです。
「お前は自由すぎる」と父からお小言をいただきましたが、心配してくれている証拠です。

なゆに会えたのは23日の午前中です。
いい話とわるい話、どっちが最初に聞きたいですか・・・?
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いい話から
なゆは元気でした。
でもやっぱり少しだけ痩せていました。背中と腰の骨がくっきりめでした。
お世話をして下さる人の話では食欲はあるということでしたが、
ヘイキューブばかりだと痩せてしまうので牛用の肥育飼料(濃厚飼料)を少し混ぜ始めているとのことでした。
チモシーの食いつきは悪いらしく、寝わらの稲わらを口にしていました。
でも私が見た1時間のうちに餌を食べ、ちゃんとしたボロをし、おしっこもし、
3本の足でぴょんぴょんと歩いてもくれました。
あばら骨が見えるほど痩せていないし、あとで聞いた話だと馬術部の獣医学部1年生の学生さんがなゆを気に入ってくれてしょっちゅう見に来てくれているそうです。
そんなことがあればけっこうさみしくないかもなと少し胸をなでおろしました。
狭い環境ですが、雨風防げて、何しろ専門家がそばにいて診てくださっているのですから、ありがたいことだと思います。

わるい話
当初の予想より治癒に時間がかかるそうです。
骨折は開放骨折だったそうです。私が発見したときには骨は外部から見えていなかったのですが…。
手術は計3度行われました。
骨を固定するための金具が埋め込まれたそうなのですが、傷内部が膿み、そのままではよくないため、
固定を外部からのものに取り換えたのだそうです。
膿が治るまでに何度も洗浄する必要があり、4月に島に戻す見込みは難しく、傷の治り方次第では
半年から1年と長い目で見てほしいとのことでした。
下手に帰しても放牧の厳しい環境が待っているから、焦らない方がいいと。
また、治療は今後学生さんたちの学習材料にもなるということで大学の方で無料で引き受けるとのことでした。
もうこれ以上は無理だということになれば連絡します、何も連絡がなければ順調にいっていると思ってくださいとのことでした。

私も不安ですが、なゆはもっと不安でしょう。
私が不安がっていてどうする!
なゆたの将来のためにも、ここはお任せして祈るしかありません。
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鹿児島大学動物病院
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馬専門の処置施設
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牛さんと同居
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お隣は同じく足を怪我した子牛さんでした。

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  1. 2011/02/24(木) 22:18:32|
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今日(2月24日)無事に島に帰ってきました。
午前中は雨で、朝7時に家についた私はクー(犬)の散歩・カンタ(馬)の餌やり、
トカラ馬の世話・配達(物数多い!)~15時。
遅いブランチ(朝抜きだった)をとって17時カンタを放牧場へ、続けてトカラ馬たち夕方の
餌やり…ボロとり…気が付けばとっぷり日は暮れていました。
と、ここでショックなことが起こってしまったのです。
暗闇の中、カンタを放牧場から家へ連れて帰る途中、私の制止を振り切ってカンタが逃亡。
こんな時以前は10mもいけばその辺の草を食んで止まるのですが、今日はすたすたと私から逃げるのです。
それでも道路沿いを進んでくれればよかったのですが最悪なことに牛の入っていない“準備中”の広大な放牧場に入ってしまったのです。
100円均一で買ったライトは薄暗くしか照らしてくれず、暗闇の中どこにいるのかわかりません。
ただただ牧場は広く・闇、さらにそこかしこの柵が壊れて開いている状態、後ろは深い山、どこをどう探したらいいやら。
だんだん不安はつのって、頭の中は徹夜であてもなく暗闇を探しつづける悪夢と、
日が昇って明るくなるのを待つ間眠れない夜を過ごす悪夢がグルグル。
ああ、このまま見つからなければ明日の仕事はどうしよう・・・。

結局、わずかに聞こえるカンタの足音を頼りに何とかかんとか追いつき、確保。
無事に帰ってくることができました(涙)

どうしてこんなことになるんでしょう。
それは私に「何か」が足りないから。
師匠に言わせれば「そんなこともわからないのか」とあきれられそうですが、
私にはまだカンタの“それ”を見つめられない。
なんとかカンタに教えてもらいながらこの件を解決してゆきたいです。
(今度は明るいうちに)


  1. 2011/02/24(木) 22:01:01|
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うう~ん・・・
日ごろの行いが悪いのか、それとも神様のいたずらか・・・。昨日のドタバタを聞いてください。
「フェリーとしま」は現在年に1度のドック入り、代わりに三島村営船「みしま」が
十島航路を運航していました。私は昨日その上り便で鹿児島に上がり、
様々な用事と「なゆ」に会ってくるつもりだったのですが…。
朝宝島を出た「みしま」は子宝島につく前にトラブル発生。通常運行が不能になり、
全部の島を抜港して鹿児島直行になってしまいました。乗る予定だった人は私含めてボーゼン。
唯一の交通機関であるフェリーが寄らないと言われたら♪ハイ、それま~で~よお~♪
船の他に島を出る術はありません。
「村営高速船ななしま」はすでに他の島におさえられ、
中之島で船を待っている人は独自に方法を考えなくてはいけなくなりました。
私は前々から予定を組んでいたし、島には仕事や観光で滞在していた人も困っていたので
上りたい人を集めて屋久島から漁船をチャーターすることが相談されました。
定員が12名でチャーター代15万円、人数を集めたり、屋久島から乗る高速船トッピーの
予約を入れたりバタバタしました。
他の島でもそうだったようで、十島村になじみのある周辺の船は先約が多く、中之島に来るのは19日になるということでした。それでもまあ、仕方がないとお願いをしてあったのです。 

観光でいらっしゃったと思われるお客さんが今回の件ではご立腹で、「もう2度と来ない(怒)」(たぶん十島村に)と声を荒げておられました。こうゆう時こそフォローが大切なんじゃないかと思いますが、何せこんなことはめったにないので、役場もしようがないところかもしれません。私も問い合わせてみたのですが、今回のように機材のトラブルで運休する場合は悪天候で運休したものと同様の扱いであると航路条約に規定されていて、不利益を被った利用者に特別保障する義務はないそうです。
よく企業ではクレームは業務改善にとって宝だといいます。ピンチはチャンス、トラブルは良くも悪くも印象に残りますから、ああ不便な島だったなと思う気持ちを「だからいいところなんだ」に変えるコトができれば一流なんですけどね。

その後、村の航路対策室が頑張って、夜鹿児島に入港した「みしま」を修理し、再び小宝島からのぼりを再開させるため国の認可をとりつけてその日の夜10時に出航させてくれました。
と、いうわけで、丸1日ずれ込んだ形で船が来ることになりました。
チャーターした船はキャンセル、トッピーの予約もキャンセル、船に振り回された1日となりました。



なゆた以外のトカラ馬たちは元気です。
穏やかに日々が流れていきます。
あくせくしているのは人間だけ。
おかしいね。


  1. 2011/02/19(土) 10:24:55|
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なゆた、昨日(2月10日)本手術が無事終了したそうです。
先生のお話では、まあこれで大丈夫だろうとのこと。
外傷の治癒が今後の課題だけれど、おおむね4月までには帰せるのではないかとのことでした。
ふう~一安心といったところでしょうか。

20日過ぎに病院に行ってきます。
会えるのが楽しみです。

ご心配をしてくださっている皆様、本当にありがとうございます。


  1. 2011/02/11(金) 09:25:37|
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霧島連山の新燃岳の噴火、本当にひどい被害になりましたね。
桜島の灰の大変さは知られているところですが、諏訪之瀬島から時々南風に乗ってやってくる
ごくごく少量の灰ですら不快に感じるのに…。
そして空振、初めて聞きました。窓ガラスをも割ってしまう威力、怖いです。
私たちの目の前にも中之島御岳様がいます。水蒸気の噴煙はいつも出ている状態です。
火山列島の日本、いつどこで同じような現象が起こってもおかしくないのでしょうね。
人間も大変ですが、また胸が痛いのは火口周辺で生息していた生き物たちのことです。
空振の映像で降灰した部分が波立ったのを見て、虫や鳥や動物たちはあの灰の中でと思うと…。
そして霧島周辺には観光牧場もいくつかあります。
音に敏感な馬たちはさぞ怖いのではないだろうかと想像しています。
終息はいつになるのでしょうか。早くおさまってくれるのを祈るばかりです。

火山だけではありません、自然の力の大きさと人間の無力さをこの1月の天気でも知らされました。
北陸では雪雪だったようですが、中之島は雨雨雨でした。もう太陽は現れないんじゃないかと思うくらい。
天気予報では2月から持ちなおすということでしたが、まさにその通りで、2月の声を聴いた途端、暖かい日光を拝むことができました。2日の日は雨になりましたが、今日は朝から放射冷却が起こる程の晴天となりました。
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馬たちも敏感に感じ取っているのでしょう、雰囲気が少しほっとしているようです。
子馬も横になって休んでいます。
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↑そっくり姉妹①「ひな」と「ちゃこ」マリーの子
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↑そっくり姉妹②「つばき」と「ロコ」ローズの子

たぶん昨日なゆたは手術だったはずです。
村教育委員会のほうから、執刀してくださった教授はお忙しい方なので、現場が直接連絡をとるのは控えてほしいと言われています。教授からはメールで教育委員会のほうに連絡が行くとのことでした。
そのメールを私にも転送してほしいという旨を教育委員会には連絡済です。
昨日・今朝と、まだ連絡がないので、もう少し待ってみます。


  1. 2011/02/03(木) 09:35:27|
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鹿児島大学動物病院にいるなゆたの様子

明日本手術の予定だそうです。
外傷の穴もだいぶふさがってきたそうです。
手術時間は最低でも約2時間ほど。がんばれ~!

世話を担当してくださっている院生の方のお話では、
本人はいたって元気そのもの
食欲モリモリだそうです。
おいしいヘイキューブをどうやら毎日腹いっぱい食べているみたいです…。
帰ってきたとき粗食に文句言いやしないかなぁ(汗)
たぶん環境は快適なんでしょう、おとなしくていい子だと言ってもらえました。

私は2月なかばにお見舞いに行こうと思っています。
その時までまってて、なゆた。


  1. 2011/02/01(火) 11:22:33|
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