トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

今日の便は年に一度の住民健診便(通称レントゲン便)でした。
各島に2時間ほど寄港し、その間にレントゲン車が港におりて住民の肺がん・胃がんなどの検査をするのです。
今日は口之島・中之島・平島諏訪之瀬島をまわって悪石島で停泊、
明日は残り小宝・宝島に行って名瀬停泊、上りは木曜日になります。
例のごとく十島村全島制覇のお客さんがいっせいに島に降りてきました。
今日は天候も良く、楽しめたのではないでしょうか。

・・・・さて、前置きはこのくらいで本題!

CIMG8178.jpg

うれしいことです。
あずきが無事に元気な赤ちゃんを産んでくれました~。
男の子でした。
五体満足、元気、初乳も飲んで、ミルクチョコレートのウンチもしてくれました。
お母さんも献身的に寄り添ってくれています。感謝。
昨日出産の予兆があったので、これは産まれるなと思っていたら、やっぱりなのでした。
何はさておき、めでたい。
ありがとう、あずき。
あずきは午後ちょっとお疲れで、少し横になる場面もあり心配しましたが、
食欲もあり、大丈夫のようです。見守りますね。

愛称を「むくちゃん」と付けました。
渡り途中のムクドリの一群が牧場のすぐ上を通る電線に何日か滞在していたのでかわいいなと思っていたのと、
“無垢”の意も。
むくちゃんに末永い健康と安全を!

さっそく明日、天候が崩れそうです。
予報では短い期間ですぐにまた回復するのだそうですが、最初の試練になるかもしれません。
お母さんのあずきが群れの中では最上位のメスなので、むくちゃんは他の子にいじめられることはありません。
お父さんは相変わらずコワイけど、馬の社会をたっぷり学べる環境です。

ああ、何も知らずにお兄ちゃんになってしまった「なゆた」…。
がんばってるかな。
早く帰ってきてほしい。
そして新しい仲間に会ってほしい。クスン。

さて、余談ですが、
今日私は鎌で怪我をしました。
ドボッと血が出るくらい。でもいつものことなのでアイムオーライです。
で、考えたわけです「トカラ馬調子悪い取り越し苦労大王」(←説明しよう。トカラ馬たちが調子悪そうに見えて心配するのだが、いつも取り越し苦労で終わる名人なのだ)としては・・・
あずきの長女「こはる」は産まれてちょっとして目の下部と胸部をぱっくり切る傷を負いました。
あずきの長男「なゆた」は骨折…。
あずきの二男にもノルマのように何かあったりするとイヤだな~、おっこの怪我、身代りにならないかな。
これがむくちゃんの怪我のかわりなーんて。

通年放牧はやっぱり何があるか油断大敵。
神様に祈っています。中之島の馬たちみんなが健康で安全な日々を送ることができますように。



スポンサーサイト
  1. 2011/04/26(火) 20:01:35|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

P1000191.jpg
ほんとうによくはれた

P1000113.jpg
つばき、ロコ、ねんね

P1000148.jpg
なかよしね

P1000138.jpg

P1000196.jpg
もういっちゃうの?

  1. 2011/04/14(木) 23:21:41|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

今、You Tubeで「福島原発10キロ圏内 / 泣き叫ぶ牛たちの末路 Many cattle are dying.」を見た。
何なんだこれは・・・
でもごくごく当たり前の光景だ・・・
悲しさの上塗りで、たった今すぐこの状況を私がどうにかできるわけではないけれど、
知らなきゃいけない、今起きていること。
そして人間というもののこと。

例えば中之島の御岳様が噴火して全島避難になったとき、私は馬と残る。
きっと私が餓死するが、最後まで残りたい。
きっとこの酪農家もその気持ちだったと思う。

でもそれができない人間の社会。
社会に生かされている以上、従わなくてはいけないルールもある。

もしも、考えたくないけれど、本当にそんなことがあったとしたなら、
いっぱい議論があるんだろうけど最終的に私は馬を解放します。
きっと馬たちは食料だらけのこの島で自由なスペースでどんどん増えていくと思う。
野生になるから危険なこともそりゃ多いだろうけど、全力で生き抜くと思う。
人が住めるようになってからのその後の対処はそのとき考える。
じゃなきゃ私の命もない。


  1. 2011/04/12(火) 19:52:15|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

いまさっき、トカラ馬牧場すぐ隣の施設を管理されている方に「もんく」を言ってしまいました。
もんくを言うのは気持ちのいいものではありませんよね。
何だか自分が商品クレーマーかモンスターペアレントにでもなってしまったかのような感覚。
問題に感じたことをなおしてほしいという気持ちを込めたのですが、
私の言い方は自分でもストレートな物言いに感じててあまり良くないなとは思うのです。
笑顔で優しい口調でわかりやすく接することができたらと思うのですが、
少し長めの期間フラストレーションをためてしまったこともあって、うまくいきませんでした。
要は馬たちと目と鼻の場所で野焼きをするときは馬が火に驚くので
馬を管理する私に一言声をかける約束があったのに、なぜ守ってくれずに火を出すのか。。。
ということなのですが、あまりうまく伝わらなかったかもしれません。
きっとまた何も言われずに作業されてしまうかも。

言いたいことを伝えるということは仕事の上で大切なことだと思いますが、
私という人間ができていない分「人当り」まで気を配れない。
こんな私は、いつも口ずさんでいるお気に入りの純粋な歌詞の曲も
もう口ずさむ資格がないんじゃないかと思ってしまう始末です。

笑て優しく必要な「もんく」を堂々と言えるようになるのが目標。


  1. 2011/04/12(火) 19:10:51|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

CIMG8118.jpg
今年のビワは全体的に生育が遅いです。
粒も小粒で、3月が暖かければ小さいまま色がついてしまうと、生産者の人は心配していました。
3月は低温だったので、心配したことまでにはならなかったようですが、去年と比べても出荷がだいぶ遅い感じがします。
第1次産業はホントに難しいものですね。
天候もそうですが今回の原発事故に対して言えば被災地付近の第1次産業は被害大です。
そんな中、大手スーパーでは被害県産の農作物や畜産品を積極的に買おうとセールを展開しているようです。
私も内地にいたら買っていると思います。
それとは逆に海のものは西日本産の需要が増えているそうです。
難しい消費者心理が見られますね。


  1. 2011/04/06(水) 21:59:56|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

CIMG8121.jpg

明日は鹿児島県議会議員の選挙です。離島はいつも通り繰り上げで行われます(本土の選挙日は10日です)。
いま政治がごたごたしていて、正直誰を選んでいいのかわかりませんが、大切な一票だと自覚し参加したいと思います。・・・というか、会場には立会人として島の顔なじみがたくさん座っていて、誰が投票しに来たか来ていないか一目瞭然。「○○が来とらん」「あと残り○人じゃ」とわきあいあい、棄権はまず有り得ない話です。
CIMG8119.jpg

十島村役場は最近になって様々な施策を打ち出していて、
I・Uターン(移住者)の受け入れのために日当の出る生活補助制度を用意したり、
空家のリフォームに取り組んだり、高齢者の介護施設を村内に作ろうとしたり、
雇用創出のために民間の会社と農地を開拓したりと、いろいろ手を広げています。
その中で、“空家のリフォーム”は島の人から空家を借り上げ上限450万円をかけてリフォームして
定住促進対策に用いるというものです。
中之島ではお年を召して島の生活が困難になったために島を出たご家庭が何件かあって、
そこを村が入手して手を入れています。
ただ、浄化槽設備の設置などお金のかかる個所が多く、リフォームといえども都会のそれとは見た目のきれいさは
違うと思ってください。内装は最低限畳の張り替え、フローリングの板の張り替えくらいで、壁やふすまなどはそのままのようでした。
それに比べて最近完成した診療所の2階にある看護師用の住居スペースは総とっかえだったようです。
内装リフォームに1か月以上かけてました。キッチンから何から新しくぴかぴかだそうです。
今年新しく来た看護師さんは新築気分でうれしいはずでしょう。

その空家のもととなった離島を余儀なくされる高齢者の対策として、いつまでも安心して島で暮らせるように、
村では各島にデイホームや必要ならば宿泊もできる介護保険制度の施設を作りたいようです。
各島の中でも宝島がその先進的なモデルケースになっており、今後本格的に24時間体制の施設を立ち上げるみたいです。お年寄りが喜んでくれて、新たな雇用も生まれるのであれば、いい話です。
今のままではお年寄りは自分で移動できなくなった時から(車・バイクなど)一切を誰かに頼らなくてはなりません。島に公共の乗り物があるわけでなく、週2便の船でどさっと届く重たい必要物資も運ばねばならないからです。もちろん頼ってもらって大いに結構なのですが、やっぱりそこは迷惑だろうと遠慮してしまう方もいます。
自分の子供ならばいろいろ思うようにわがままも言えるのでしょうが、好意でやってくれる人にあれもこれもは頼みにくいものです。もしこれが介護保険などで職業としてやってくれたならば、気を使わずに済むかもしれません。
島のほとんどの人が将来は鹿児島や大阪に住むお子さんのところに行くつもりです。
でも内心は子供と暮らせてうれしい気持ちと住み慣れた島を離れてしまうのがつらい気持ちと半々だろうと思います。


  1. 2011/04/06(水) 21:49:36|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

3月は内外ともにいろいろありました。地震のニュースはもちろんですが、
馬界では気になるニュースが飛び込んで来たり、
昭和9年の中之島のVTRが見つかったからと、上映会が開かれたり、
先生たちの移動があって、送別会があったり、
そして何よりやっとこさ馬小屋が建ちました~。
CIMG8110.jpg
用地にコンクリが打たれたのが早2年前…。カンタが来たのが1年前…。
あきらめないのが肝心。建ちましたよ。
大工の叔父さんを島に呼んで、島の人たちも加勢に来てくれました。
最初建っていた電柱材の柱の寸法を私が叔父さんにやや大まかに伝えてしまったため、
事前に切込みを入れていた角材の寸法と合わなくなるというアクシデントがありましたが、
それも何とか乗り越え、ほぼ1週間で完成です。
ただ、「台風」という名の検査員のお墨付きをもらうまではぬか喜びはできません。
ここ2年ほど中之島は台風の直撃がなく被害がないのですが、風の威力はすさまじいものです。
どうか無事でありますように、今から祈る気持ちです。
↓作業行程
CIMG8055.jpg
CIMG8061.jpg
CIMG8115.jpg
CIMG8116.jpg
カンタが自由に出入りできるようになっています。
閉じ込めるのではなく、基本は放牧で長雨が続くときの避難用です。
作業スペースが広く、陶芸をやっても良し、染色をやっても良し、なーんて夢は膨らみます。
区切れば馬房にも使えます。


CIMG8054.jpg
今回さよならした先生生徒さんたちは例年に比べ数が多かったです。
先生は6名、生徒さんも6名、
中でも一人の若い先生は次の赴任先が宮城県の学校で、
事前に決めていたアパートも津波で流されてしまったという状態でした。
それでも新しい学校で力になりたいと行かれました。
むこうの教育委員会も先生を招いたということは復興に必要な人員だということなのでしょう。
そんな先生の姿を見て、子供たちも勉強になったのではないでしょうか。
私なんかは募金くらいしかできません。でも祈ることはできます。まだまだ長い道のりです。
災害の傷跡が徐々に日本全体に広がってくるようです。
企業活動の停止や株価の下落、国家予算凍結、etc...
そんなんでも、やっぱり、希望を捨てずにいましょうね。

CIMG8103.jpg

CIMG8108.jpg

中之島の馬たちは元気です。
穏やかな日々に、気持ちがよさそうにしています。
あずきのお乳が少し膨らんできたかな?
元気な子が生まれてきてほしいです。
今はこんな子たちを見るのが一番の心の安らぎです。
鹿児島に入院中の「なゆた」はまだまだ治癒に時間がかかるそうです。早く傷が癒えてくれるのを願うばかりです。


  1. 2011/04/02(土) 19:54:01|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

4月になりました、23年度のスタートです。
大震災から早3週間、いまだ満足に食事がとれない方や、3週間一回もお風呂に入っていない方など、多くの人が不便な避難生活をしていらっしゃいます。そんな中、悪質なデマが飛び交っているというニュースを耳にしたりすると、やりきれないです。早く気温が落ち着いて人々の生活も良くなることを願っています。
CIMG8027.jpg

3月は島も寒い日が続きました。2月がポカポカ陽気だったので一転、ヒートテック(ユニクロ)が手放せませんでした。でも天候は良く、晴れの日が続いています。去年は雨が多かった記憶があるので、晴れはうれしいです。ただ、お日様の光よりも北風が冷たかったのが印象的でした。
CIMG8091.jpg
CIMG8093.jpg
↑放射冷却で霜が降りました。

CIMG8098.jpg
↑桜が終わり、ツツジの季節です。

CIMG8076.jpg
↑珍しい
竹の花です。イネ科らしく稲穂の花と似ています。
この花が付くとこれを食料とするネズミが大発生することがあるそうです。

CIMG8046.jpg
↑せっかくのバナナが、実の重さで倒れてしまいました。
冬場の冷気と強風で相当木自体が傷んでいたようです。
こうなってしまうとアウト。
特に冬場のバナナは実が完全に入る前に黒くなって終わることがるそうで、このバナナも硬いままで黄色くなりませんでした。残念だなあ~初めての自家製だったのに。


  1. 2011/04/02(土) 19:12:08|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。