トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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3月10日朝、こむぎの赤ちゃんが死んでいるのを見つけました。
死産だったと思います。
私は物事にがっかりしたくないという気持ちから、いつも最悪の想定を考えておくのですが、
実はこむぎの様子からなんとなく不安に感じていた矢先のことでした。
お乳の張りの割にはお腹のふくらみが小さすぎました。
本当なら“おりてくる”という表現で言う、ぐっと下っ腹が張って台形になるような様子がありませんでした。
自然交配のためいつ生まれるのかは具体的に特定できませんが、去年あすまを生んだ時期から逆算しても
出産時期にはあたっていました。
彼女の様子を見ていて、もう4~5日前から、もしかしたら・・・と不安に気持ちでいたことは事実です。
不安から牧場内を回って、どこかに産み落とされていないか探したことも事実です。
そしてその日の朝、明らかにお腹の形が昨日と違うこむぎがいました。そしてそばに子馬はいませんでした。
心配は確信にかわりました。
そして遺体を見つけました。
まだカラスに荒らされておらず、冷たいながらも硬直していませんでした。
首に何かが絡まっていたり、呼吸を阻害するような異物はありませんでした。
まだへその緒と後産が赤ちゃんの体にしっかり付いていました。
立ち上がろうとした様子はなく、体はきれいで、蹄にも土は付いていませんでした。
そして何よりも表情が、羊水にくるまれているときのような、一度も目を開かなかったような安らかな顔でした。
たぶん死産だったと思います。けして苦しむことはなかったのだと思います。
何が死の原因だったかはわかりません。獣医さんに聞くと、血液を分析にかければわかることがあるということでしたが、教育委員会からの指示は埋葬しろとのことでした。
五体満足でした。最後の段階でアクシデントがあったのでしょう。

カラスから守ろうと覆うものを取りに行った瞬間に、目を狙われてしまいました。
傷つけないでほしかった。
カラスたちに叫びました「あなたたちが食べるものじゃない!私の宝物なの!」

悲しい結果でしたが、母体は大丈夫のようです。
母体も後産がうまく取れずにいたりすると、そこから熱が出てしまい危険なことがあるようです。
幸いこむぎは食欲もあり、元気です。

お乳が痛そうなくらいすごく張っています。
初乳をほんのわずかですが保存用に搾らせてもらいました。
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  1. 2010/03/16(火) 22:16:00|
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