トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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あまりにも天気が悪いとふさぎ込んでしまいますが、日本は四季がくっきりしているいい国だという
ありきたりだけど愛国の意見を考えると意識を変えるべきなのかもしれません。
辛い環境の中でも何かしら愉快なことや、またはその辛さを「いやぁ~困ったもんだねえ」と
笑い飛ばしてしまう感じはそれこそ短歌や俳句にみるそれなのかもしれません。

でも命の危険を伴う天候には断固反対!(反対してもどうにもならないんだけど…ね)

25日、梅雨前線が停滞する中、こむぎが男の子を出産しました。
ただこの日は雨風が断続的に強まり、生まれたばかりの仔馬には過酷な環境となりました。
母馬こむぎは群れの中では上位ではないため、他のメスは赤ちゃんに興味を持って容易に
近づこうとします。
赤ちゃんから他の個体を遠ざけるために母親と他の子たちの間でしばしば小さないさかいがあり、
親子は足場の悪い方に逃げる傾向がありました。
今後雨も降り続き、牧場内の水も深くなることが予想され、生まれたばかりの赤ちゃんの体力と
足場の悪さによる事故を防ぐため、赤ちゃんと母馬を一時屋根のある小屋に避難させることにしました。
もしかしてこのまま野外でも大丈夫なのかもしれないのでしょうけれど、心配で私の心がもたないノデ…。
馬専用の避難先が用意されていないため、堆肥場の空きスペースを利用することにしました。
25日16時、島の方のお手伝いを頂いて、母馬と赤ちゃんを移動。
移動は事故なく、屋根の下では親子共におとなしくいてくれました。

でも敷き藁が緊急に用意したために雨に濡れた生草しかありませんでした。
これでは環境はけしてよくありません。
また母馬が場所移動でストレスをためぬよう、なるべく早めに牧場に戻したいなと思っていました。
CIMG0198.jpg
子馬の体力と天候を見て27日16時牧場へ戻しました。
はじめはパドックに放して、他の個体とは離しておくつもりでしたが、隙間から出てしまい…。
他の個体が親子を追う場面もあったのですが、すぐに平静を取り戻しました。ああよかった。
今は母子ともに良好です。
ただ、母馬の乳量がちょっと少ないかなという心配をしています。
赤ちゃんは元気なので、経過観察。必要ならば補助として人工乳の投与も考えています。

今日の後半から週末にかけては天候はいいようです。安心。


CIMG0222.jpg
CIMG0234.jpg

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  1. 2012/06/28(木) 21:04:39|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

かわいい……

この間見た時に、お腹の中にいた子ですね。
何て可愛いらしいのでしょう(*^^*)
中之島で力強く生きて行ってほしいですね。
  1. 2012/06/28(木) 23:19:52 |
  2. URL |
  3. ワダナ #auyQKGwQ
  4. [ 編集 ]

期待の星

仔馬は可愛いですね。出産直後に人に接することは、人間との共生を学習する上で、非常に大切なことだと教わりました。
JRAに招待されて講習した、モンティも言っています。野生動物を観察する先住民の血が入ったロバーツらしい観察眼です。
厳しい環境の中で、たくましく育って欲しいですね。
私の専門は土質工学ですが、トカラウマさんが取得した車両系掘削機械の資格を使って、浸透性の調整池を作られたら
もっと環境が向上しますよ。
中ノ島は火山島なので、基盤岩は火山性噴出物です。酸性が強いのが課題ですが、透水性は良いので、重機で穴を掘るだけで
水はけが向上します。
馬が転落しないような場所を探すことと、現在の透水係数と把握できれば、必要な広さと深さを計算できます。
大雨が降っても、地下に排水されるので、水溜りはまったくできなくなります。
  1. 2012/06/29(金) 08:50:04 |
  2. URL |
  3. 木曽っ子 #-
  4. [ 編集 ]

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