トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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運命の馬と思った

2

私の夢は田舎暮らしをして馬を飼うことでした。
小学生のときはTV放送される北海道の「ムツゴロウさん」の生活にあこがれていました。
4年前南の島での生活に踏み切り、その島には日本在来の血統を維持する“トカラ馬”がいました。
母が鹿児島出身のため、私も半分は鹿児島の血が入っています。その馴染みのあるふるさとの馬。トカラ馬に運命を感じました。
その飼育のされ方を見て、少しでも馬が幸せでいられればと思い応援をしたいと思いました。
どうしたらいいのか自分が今できることを探し、島の馬と自分のためにも天然記念物ではないトカラ馬を導入することを希望しました。

島には天然記念物のトカラ馬がいるのに、どうして新たに馬を入れる必要があるのでしょうか。それには馬と人間とのかかわりの問題があります。
トカラ馬はもともと使役動物として個人の農家で飼われてきました。人の役に立つために馴らされてきた動物です。畑を耕したり人や荷を運んだり、糞までも肥やしとして用いられました。
しかし近代化と共に馬の需要が減り、それと共に馬の個体数も減りました。その時には既に導入元である喜界島での生産は無くなっており、貴重な形質を持つ日本在来馬の一種として公の機関が放牧場での保護・繁殖に取り組むようになりました。激減した個体数は回復しましたが、自然放牧という性質上そこで人間と馬との今までの密なかかわりが失われてしまうことにもなりました。
日本に昔からいた強くて優しい在来馬を残してゆこうというのは「頭」では理解されるところです。
しかし馬と直接ふれあいをもつと、うれしい・かわいい・楽しいという感情を抱くことができ、大切なものなのだと「こころ」で感じてもう一歩進んだ気持ちで保護育成に取り組むことができると思うのです。
天然記念物は活用できないかというと、そうではありません。過去にも1頭、住民の総意で調教に出された馬がいました。
その子はイベントに活用されましたが、その後再び放牧され人とのかかわりがもたれなかったために「野性に戻ってしまった」ということでした。今はもう亡くなっていません。
馬も楽なほうにいきたがります。放牧場で仲間たちと一日中草を食んでいられるなら、そちらのほうが居心地はいいのです。
それでも人間が働きかけたらついてきてくれるようにしておくためには継続した人間とのかかわりが必要になります。
現在私は島のトカラ馬を管理する立場にありません。その試みを実現したく、自らがトカラ馬を導入して飼い、機運を高めていこうと試みました。
鹿児島本土で飼育されている100頭近いトカラ馬は天然記念物の指定がありません。個人で飼うのならばその馬を譲っていただくしかありませんでした。
しかし、あえなく、先方からは譲れないと断られました。

今後も希望を捨てずにいたいと思います。
今後ですが、高尾牧場では医療体制の整備がされていません。人為的環境で飼育している以上、動物福祉の面からも対応が必要です。
感染症予防、緊急処置や治療ができるように考えてゆくことを提案します。
また、活用(乗馬など)できる馬を育成することは今後のトカラ馬保存にとって重要です。

大きな可能性を秘めている島のトカラ馬に、皆さんのお考え、お力をお貸しください。
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  1. 2009/01/19(月) 19:54:36|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

コメント第1号?

前ブログから楽しみに見させていただいています。
中之島には2年前のGWに行き、人なつっこい馬たちとも遊びました。
今後とも楽しみにしています。

トカラ馬グッズの情報なども載せてはどうですか?
何事も先立つモノが要ります。
皆既日食の時に売れたらいいですね。
  1. 2009/01/19(月) 20:20:35 |
  2. URL |
  3. 奈良の島好き #-
  4. [ 編集 ]

おつかれさん!

ブログ、新しくしたんだね。
何があったのか!?と驚いて来て見たら、まあそんなに悩むことではないではないの!
一生懸命やっているから挫折感が強いかもしれないけど、
夢を実現させる道の途中に大小の障害はいくらでもあるもんだし、それをひとつずつ克服していった人が
夢をかなえているように見えるよ。(少なくとも、私の身の回りの人で言えば。)

行政に携わる身として感じたことを言います。
個人の、ひとつひとつの夢に、行政が妨げになるのではなく、支援できる世の中であれば、
なんて素敵なことだろうと思う。
けれども、民意の総意である議会の場で行政のあり方は決まり、それを遂行するのが行政のお仕事。
(だからこそ、もっと私たち一人一人は、自分の持つ一票を重く受け止めるべきなんだけれど・・・)
なので、「島の馬と自分のために」県の天然記念物トカラ馬たちの飼育環境改善を実現しようというのは、
それは公共の仕事となりえない、っていう根本的な乖離があるように思います。
トカラ馬が元気で活躍してくれることが、島や島の方々の未来にとってどんな良い影響を及ぼすのか?
そいういうビジョンが描けないと、行政は手をかそうにもかせず、公共の力も動かせないんじゃないかな。

もう答えは出ているのかもしれないけれど、
あらためて考えるのは勇気がいるかもしれないけれど、
これからの活動の地固めのためにも、ちょっと自問をしてみるっていうのはどうだろう。
これは自分の夢の実現のための戦いなのか?
それとも島の未来のための戦いなのか?
その背骨が真っ直ぐしていれば、アプローチの仕方も、仕組み方も、決まってくるだろうし、
周囲に与える印象も変わってくるんじゃないかな?

  1. 2009/01/19(月) 23:02:38 |
  2. URL |
  3. tokaraumaimouto #-
  4. [ 編集 ]

tokaraumaより

早速のお越し!ありがとうございます。
もう、開き直っております。
簡単に言ってしまえば、「息子さんをお婿さんにください!」と申し出たら、「お前にうちに息子はやらん!」と先方のお父様に断られてしまったようなもんです。
愛する二人を引き離すとは~。
駆け落ちはさすがにできないので(誘拐)、お父さんに認めてもらえる日が来たらいいなとおもって生きてゆきます。
  1. 2009/01/20(火) 20:41:20 |
  2. URL |
  3. tokarauma #-
  4. [ 編集 ]

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