トカラ列島トカラ馬2 ~和馬日和(なごんまびより)~

トカラ列島中之島には日本在来馬「トカラ馬」が飼育されています。小さな島の小さな馬たちの様子をご紹介します。

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できることと、実際にやれることは同じではない。そう思います。
限度はあるけれど、たいていのことは人はできるのです。ただ、やろうと思わないだけで。
“やろうと思わない”というのは一見主体的な意識のように思われますが、その人が育ってきた
時代や環境や人物との関係にも大きく左右されるものだと思います。
限りある未来を選択して生きてゆく中で、何を大切に思い何を不必要なものとして切り捨ててゆくか
で潜在的に「できること」であってもそれは実現しないのだと思います。
ある、スノーボードの女子選手の話題がありました。その人は昨年度世界ランク3位に入ったそうで、活動拠点を北欧の国に移してその国の代表選手たちと共に練習しているのだそうです。
スノーボードのその競技は精神的にも肉体的にもタフなものだそうで、話を聞く限り大変すばらしい人なんだと思いました。しかしその一方、本当にこの人しか日本国内にこの競技を世界レベルでできる人は居ないのだろうかと思ったのです。潜在的にできる人はまだいるんじゃないのかなと。
そしたらその人たちとこの選手は何が違うんだろうと思ったときに、選手はこの競技を重視し、
様々な選択の中で今の生活を選んだ結果なんだと思ったのです。
努力したってできないことは山ほどあろうかと思います。ただ、その人ができることの中でやるべき
ことをやった結果なしえるものがやれることなんだと思うのです。

いまこの不況では当てはまらないかもしれませんが、現在の30代40代の世代の若い頃は未来
が無限に広がっていたように感じます。
身分制度などない時代、一億総中流社会で、経済成長の中育ち、理解のある親が多くありません
でしたか?子供のしたいことをさせてやりたいと。
だから自分はなりたいものにはなんでも挑戦できると思っていました。成長するにつれ自分の能力
の限界を思い知らされますが、その半分はやる気の問題でした。
あまりに選択肢が多く、何をやっていいのかわからないという若者が増えたという話題も持ち上がりました。「自分探し」という言葉も出ました。
でも「完全に確立された自分」が世界のどこかにいて、それを探し出すということはありえません。
物理的や精神的に放浪することで心の中に何か育っていって、何かをやる気になるのなら、
さすらうことにも意味のあることだと思いますが。

できることがやれることに結びついたとき、それはその環境や導いてくれたものに感謝しなくては
なあとも思うのです。
それがもし「やるべきこと」に成長していったならば、それは幸せなことなのかもしれないと思います。

巨樹の根元から吸い上げられた養分のひとしずくが、幹を通ってどれかの枝に入って、
その先の小枝なんかをえらんでゆくように、人も幹の一筋を選んで、数ある枝のすべてを
捨ててその中の一つ選んで、その先の葉かもしれないし実かもしれないし花かもしれない
どこかの成長点のゴールにむかって進んでゆきます。いろんなものを選んで捨てて、
社会のどの成長点で自分の役割を果たせるのか、
養分=“できること”をやれることとして発揮できるか。
日本の中の小さな離島で考えています。やれることに感謝しつつ。
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  1. 2009/04/23(木) 20:34:57|
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